犬の殺処分問題について
なぜ犬は捨てられてしまうのか?
命を生ませるのも人間、殺すのも人間です。
この問題を通じて、私たち日本人の命に対する考え方や道徳感を今一度見直す必要があります。
命を捨てるのも人間、一方で、命を救うことができるのも人間です。
キドックスがしていること
現状は、たくさんの命が生まれて捨てられ、
それを、民間の保護団体や個人活動家の方々が小さな受け皿でどうにか命を守っている状態です。
キドックスは「予防法」と「対症法」の両方の観点から、主に以下2つの活動をしています。
1、捨てない・生まさないために、子どもたちや大人へ学びの機会をつくる(予防法)。
★子ども達への命の教育プログラム
小学校〜高校などの教育機関や地域の子ども会などで、
子ども達へ、命の大切さ・動物愛護というテーマから、犬とのコミュニケーションの取り方・犬という動物について学ぶ、という様々なテーマで教育プログラムを提供しています。
★犬を飼っている方や地域の方々へのレクチャー
すでに犬を飼っている方や犬が多い地域コミュニティなどで、その地域に住む方の特徴や悩んでいる内容に応じて、犬とのコミュニケーションの取り方、散歩の仕方やマナー、犬の栄養についてなど、様々なテーマにおいて学ぶ機会を提供しています。
2、里親がみつかりにくい保護犬たちに家庭で過ごすためのトレーニングをして、里親家庭を見つける(対症法)。
保護された犬たちがまた悲しい想いをしないように、家庭犬として家で過ごせるための練習をして、里親さんの家庭で家族も犬も幸せになれるようにトレーニングを行っています。
雑種や中型〜大型犬などの、里親候補の方が見つかりにくい仔を重点的に預かって、
・ 家庭犬トレーニング(家での過ごし方〜ハウスやマテなどのコマンドまでいろいろ)
・ その犬にあった長所を見つけて、キャラ作りや魅力伸ばし(障害物レースや、ドッグトリックなど)
をしています。
また、里親様への事前レクチャーから、里子に出たあとのアフターフォローも必要に応じて行っています。